NPO団体

NPO法人渋谷さくら育樹の会を取材しました!

NPO法人渋谷さくら育樹の会を取材しました!

渋谷さくら育樹の会とは

「次世代につなぐ持続可能な協働型まちづくり」や「さくらの木を育て、さくらの街をつくりたい」をコンセプトに、花と緑を中心にとらえた自然と人にやさしい快適なまちづくりを目指しているNPO法人です。(詳しくはこちら
今回はヌーベル シノワ「一品香」にて、代表理事の佐野とも子さんにお話を伺いました。

【左:代表理事 佐野とも子さん 右:シブカツ職員】
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※取材時は、マスク着用、換気、身体的距離の確保を徹底し、感染対策を行いました。撮影時のみ、マスクを外して撮影しました。

団体の取り組みについて
取り組みの一環として、季節に応じた花を植えたプランターをさくらの木の下に置き、街に彩りを添えるため、植栽活動を年に9回行っています。また、行政と連携して、さくらの木を見回り、剪定作業などの保全作業も行っています。
また、プロジェクトの一つとして"宇宙桜(そらざくら)"プロジェクトにも携わっています。宇宙桜とは2008年に有人宇宙システム株式会社が行った社会貢献事業「花伝説・宙へ!」によって誕生した桜であり、通常の桜と異なり、6枚の花びらを付けるなど珍しい特徴を持っています。私たちはこうした桜を桜丘の周囲に植えることでより多くの方々に関心を持っていただけるのではないかと考えています。
他にも、桜丘では「渋谷レモンプロジェクト」と「渋谷ミツバチプロジェクト」が行われています。
渋谷レモンプロジェクトは、都会の真ん中でレモンを収穫し、その先の企画を目指して始められ、現在の桜丘に住む住民のベランダや庭でレモンの苗木を育てており、アゲハチョウの姿を見ることができました。
渋谷ミツバチプロジェクトは、渋谷でミツバチを育てるとミツバチがさくらの蜜を集めれば受粉することで実がなり、実を目掛け鳥があつまるというように自然の生態系の循環が生まれると考えました。2011年に桜丘ビルの屋上でプロジェクトを始め、さまざまな花の蜜をミツバチが運んでくれています。
このように、私たちは都会の中心であっても花と緑を中心に捉え、人と環境にやさしい快適なまちづくりの実現を目指して取り組みを行っています。

コロナ禍の影響とボランティア募集状況について
コロナ禍の影響はいまだに大きく、町会や商店会と協働で行っていたコロナ前の大きなイベントは現状できていません。ただ、植栽活動などは10名程度の規模で行っており、コロナ禍でもNPO法人としての活動を継続しています。
今はボランティアは大々的に募集はしていませんが、活動やイベントの際には区内の専門学生の方や企業の方にご協力頂き、一緒に活動しています。
近年では桜丘周辺での再開発が進み、自然が失われつつあります。私たちはなんとか桜を含めた花や緑を守りたいと考えており、関係者の方々との話し合いを行っています。NPO法人として、今後も桜丘を中心に活動を継続していく予定ですので、よろしくお願いします!

【植栽活動の様子】
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シブカツについて

「何かを始めたいとは思っているけど、何をすればいいかわからない・・・。」、「共通の趣味を持っている仲間を探したい。」、「地域の活動に参加したい。」などのお問い合わせに対し、専用の相談窓口を開設して、皆様の生きがいづくりをサポートします。
他にも、各種講座・イベントの開催などを行います。皆様の「やりたいこと」が見つかる場所です。

交通アクセス

〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2丁目21-1 渋谷ヒカリエ 8階
開館時間:平日 11:00~19:00、土曜日 9:00~17:00
※日曜日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)を除きます。

よくあるご質問

シブカツご利用にあたって、よくあるご質問を掲載いたしました。