ハチコウ大学講座「紅葉や黄葉の日比谷公園と空から見下ろす江戸城」を開催しました！

渋谷ハチコウ大学では渋谷区制90周年記念講座として、様々な講座を開催しています。
今回は千代田区に足を延ばして、もみじやいちょうの紅葉を楽しみながら日比谷公園周辺を散策するという、秋らしい自主企画講座を開催しました。
大まかなルートは、東京ミッドタウン日比谷→日比谷公園→皇居前広場です。
まずは、日比谷ミッドタウン６階にある空中庭園、パークビューガーデンに向かいました。
パークビューガーデンからは、皇居のお濠を眼下に見下ろすことができます。



ちなみに、ミッドタウン４階にある映画館のロビーからも、同様にお濠と日比谷通りを見ることができます。夜景もおすすめです。



日比谷公園に到着しました。


日比谷公園は、1903（明治36）年に日本初の「洋風近代式公園」として誕生し、今年で開園120周年を迎えます。
広い公園内には、様々な見どころがあり、受講生と一緒に公園内を一周しました。
テニスコート横にある三笠山に登りました。石段に気を付けながら下りていきます。


開園以来ある池・雲形池の鶴の噴水。
12月初めだったので紅葉も散り始めていましたが、池の水面に落ちるいちょうを見ることができました。


さらに開園当時から存在するものの一つ、水飲みです。
馬も水を飲める作りになっています。馬が運送の要を担っていたことが分かります。


日比谷公園には、日比谷公園大音楽堂、日比谷公会堂といった文化施設があるのも特徴です。
通称「野音」、日比谷公園大音楽堂は日本初の野外音楽堂です。ロックの聖地としてこれまで多くのアーティストが伝説を作ってきました。
日比谷公会堂は、現在残念ながら休館中ですが、歴史を感じる外観を見ることができます。
また、日比谷図書文化館には図書フロアのほか、１階に常設展示室があり、千代田区の文化財と歴史資料を見ることができます。


最後に皇居前広場へと向かいました。
この日は、平日ということもあり、あまり多くの観光客がいるわけでもなく快適に先生のお話を聞くことができました。
井伊直弼の暗殺されるまでの道のりが思った以上に短くて驚きました。今度は調べながら歩いてみたいなと思いました。



天気に恵まれ、まさに散歩日和な一日でした。
日比谷公園内をこんなにじっくり歩いたのは初めて！との感想もいただきました。
緑豊かで静かな公園は、まさに都心のオアシスという言葉がぴったりな空間でした。
引き続き魅力ある街歩き講座を企画していきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。