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特定非営利活動法人アヴァを取材しました

特定非営利活動法人アヴァを取材しました

 シブカツでは、NPO団体との連携を目的として、直接団体を訪問し情報交換を行っています。今回は、千駄ヶ谷に事務所のある特定非営利活動法人アヴァを訪ねました。

 「特定非営利活動法人アヴァ」は、ダンスと音楽で、社会福祉・障がい者支援を行うことを目的に活動している2002年に設立されたNPO法人です。

 NPOを立ち上げた経緯や、活動内容イベントなど興味深いお話をお聞きすることができました。

 〇団体を立ち上げた経緯について
本法人の松浦理事長は、家族に障がい者がいる家庭で育ち、「親が家族に障がい者がひとり生まれたというだけで、障がい者家族全員が生きるうえでいろいろな苦労がある」ことを幼少期から見てきました。また、10代の頃より美容師として働きながら重度障がい者の方とか車いすの方とか美容室に来られない方々に対して、訪問で髪を切ることをずっと行ってきました。
 いろいろな団体と協力して、障がいのある方を招待してみんなで応援し感動を分かと合おうという趣旨で「福祉大相撲大会」を開催することや、社会進出を積極的に目指す障がいのある音楽家の支援をするなど、様々な障がいのある方々に対する奉仕を50年近く行ってきました。
 2012年、それまでの経験をもとに、音楽とダンスであれば、あらゆる障がいのある人にも、目で耳で体で五感で喜んでもらえると確信を持ち、「障がいの種類で区別せず、障がい者と健常者の垣根を取り、みんなで自由にのびのびと踊って楽しんでいただく」ことを趣旨とした「ドレミファダンスコンサート」を始めました。

〇活動内容について
 アヴァ(AVA)という名称は「All Voluntary Association」の略で頭文字をとって付けました。
 活動の中心である「東京都障害者ダンス大会 ドレミファダンスコンサート」は様々な団体の共催・後援と企業の協賛を得て、ボランティアスタッフの運営により開催しています。年に春秋2回開し、令和元年10月に第15回を終えたところです。吹奏楽、和太鼓、チアダンス・バレエなど、子どもから大人まで様々な団体が20チームほど出演し、目を見張る演技から一体となる演目まで披露してくださいます。行政への支援をお願いして、現在は、特別区長会、東京都、厚生労働省、法務省などから後援を頂いています。(※)
 第10回記念大会には、秋篠宮家紀子様と佳子様にお越しいただきました。
 活動資金は厳しく課題もあります。しかし、私たちスタッフは「障がいのある方と家族が大会に参加することで、心に勇気と幸せな思い出をもらって、翌日からどんなことがあっても頑張っていこうと思える、家族仲良く生きていってほしいというところが根本にある。」その一心で活動を行っています。
 また、年2回の大会では待てない、もっと自分たちも踊りたい、発表する側に行きたいというメンバーに向けて「ドレミファダンスメンバー」という障がい者の方々へのダンスレッスンの会を立ち上げ、毎週土曜日にNPOアヴァの事務局でやっています。6人から始まったのが、今は60人以上になり、メンバーの無くてはならない生きがいになっています。

〇イベントについて
 最後に、本法人のイベト「第16回東京都障害者ダンス大会 ドレミファダンスコンサート」について、ご紹介します。
 今年は、令和2年4月19日(日)に渋谷区千駄ヶ谷区民会館で第16回目を開催します。あらゆる障がいのある方々、ご家族、施設の方々うぃご招待し、音楽とダンスを自由に楽しんでいただくことを趣旨としたオールボランティアのコンサートです。一般の方に対してはチャリティーコンサートになっているので、多くの方々のご参加をお待ちしています。

(※)ドレミファダンスコンサートの詳細及び共催、後援、協賛団体等の」紹介記事はこちら 

 特定非営利活動法人アヴァはシブカツサイト内の「コミュニティを探す」においても紹介しています。




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他にも、各種講座・イベントの開催などを行います。皆様の「やりたいこと」が見つかる場所です。

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