兎や蛙、猿などの動物たちが人間さながらに儀式や遊戯にいそしむ国宝・鳥獣戯画。今年2021年春、東京国立博物館で開かれた特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」で全四巻の全場面が公開されました。この講座では、展覧会の会場ではお伝えすることのできなかった様々な新知見や裏話(!)も含め、鳥獣戯画の世界を読み解いていきます。
鳥獣戯画は有名な甲巻とともに、動物図鑑のような乙巻、人物と動物がそれぞれ登場する丙巻、人物を中心とした丁巻の4巻から成り、制作年代も絵のスタイルも異なります。4巻の違いも含め、鳥獣戯画の魅力をより深掘りします。
鳥獣戯画は京都の古刹・高山寺に伝わりました。この類稀なる作品がなぜこのお寺に伝えられることになったのか。鎌倉時代に高山寺を中興した明恵上人の事跡とともに、高山寺の歴史から考えてみます。
展覧会をご覧になった方もそうでない方も、知っているようで知らない鳥獣戯画の奥深い世界へとご案内します。
※本講座はZoomを使用したオンライン講座になります。そのため、メールアドレスの登録が必須となります。受講にあたり、PC等デバイスの準備、通信環境、Zoomのダウンロードが必要となります。
渋谷ハチコウ大学
大学連携講座
【学校法人聖心女子学院】生涯学習センター ー 日本・東洋文化探訪シリーズ ー 「鳥獣戯画の世界を読み解く」
開催日程
令和3年12月13日(月曜日)13:30~15:00 ※休憩あり

受付期間 | 令和3年9月17日 11:00~11月29日19:00 |
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開催日程 | 令和3年12月13日(月曜日)13:30~15:00 ※休憩あり |
対象者 | 渋谷ハチコウ大学学生 |
定員 | ー(定員なし) |
会場 | オンライン講座(Zoom) |
主催 | 学校法人 聖心女子学院 |
講師 | 土屋 貴裕(東京国立博物館 学芸研究部 調査研究課絵画・彫刻室長) |
受講料 | 1500円 |
ハチコウ大学認定単位数 | 1単位/1出席 |
※受付日終了後の申込については、受付することができませんので、ご了承ください。