光源氏とたった五歳しか違わない継母・藤壺の存在は、 光源氏の人生を、あるいは『源氏物語』 の正編全体を貫く重要な軸です。
しかしながら、戦前谷崎潤一郎訳『源氏物語』において藤壺の登場箇所が削除されたことが象徴するように、皇統乱脈を描く光源氏と藤壺との恋は時代の流れの中で忌避されることもありました。果たして物語はどのように禁忌の恋を語っているのでしょうか。講座の中では従来通り、貴族たちの生活世界をイメージしていた だけるように画像資料を用います。受講者の皆様が平安朝の世界を心の中に思い描きながら原文を味わってくださるよう努めます。
渋谷ハチコウ大学
大学連携講座
【学校法人聖心女子学院】生涯学習センター 禁忌の恋はどう語られたか―藤壺の物語を読む(「賢木」巻③)
開催日程
令和5年11月7日~12月19日(全3回)13:00~14:30

受付期間 | 令和5年10月2日 11:00~10月26日 19:00 |
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開催日程 | 令和5年11月7日~12月19日(全3回)13:00~14:30 |
開催日程詳細 | 令和5年11月7日・11月21日・12月19日(全3回) |
対象者 | 渋谷ハチコウ大学学生 |
定員 | 5人 |
会場 | オンライン講座(Zoom) |
主催 | 学校法人聖心女子学院 生涯学習センター |
講師 | 大津直子(同志社女子大学 准教授) |
受講料 | 4500円 |
ハチコウ大学認定単位数 | 1単位/1出席 |
申込方法
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