公開講座等

【2024年度文化学園大学特別公開講座】オッペンハイマー -科学と政治の接点を生きた科学者-

開催日程

令和7年2月27日(木)15:30~17:00(開場15:00)

 クリストファー・ノーラン監督の映画『オッペンハイマー』が2023年(日本では2024年)に公開されて、今「原爆の父」と称されたJ・ロバート・オッペンハイマーの生涯に再び関心が寄せられています。
 原爆開発の中枢を担いながら、投下後にはその責任の大きさに押しつぶされそうになり、冷戦が激化する中でマッカーシズムの標的となった科学者として描かれることが多いですが、彼にはもう一つの「顔」があります。核の国際管理の提唱者としての「顔」です。「原爆の父」が水爆開発には反対した背景とあわせて、科学と政治の接点を生きたオッペンハイマーの生涯について考えてみたいと思います。

【講師略歴】
津田塾大学大学院国際関係学研究科 博士(国際関係学)。
同大学国際関係研究所研究員を経て、1998年より本学専任教員。政治学、現代国際政治論等を担当。国際関係学の視点から、アメリカの政治・外交を研究。具体的には、第二次大戦期及び戦後初期におけるアメリカの原子科学者の政治的な役割、20世紀前半期のアメリカ外交に多大な影響を与えたヘンリー・スティムソンの生涯と政治理念などを研究している。
著書に『オッペンハイマー』中央公論新社(1995)。『ヘンリー・スティムソンと「アメリカの世紀」』国書刊行会(2014)などがある。

会場は、文化学園大学 A201講堂(A館20階)です。
アクセスは→こちら
申込不要。直接会場にお越しください。

開催日程 令和7年2月27日(木)15:30~17:00(開場15:00)
対象者 その他
主催 文化学園大学
講師 文化学園大学 国際文化学部教授 中沢 志保
会場 文化学園大学 A201講堂(A館20階)

地図

渋谷区代々木3-22-1 文化学園大学 A201講堂(A館20階)